1年

今日で、彼女が亡くなって1年が経ちます。
働いて、最後に関わった患者さん。
短い期間だったけど、沢山の思い出があります。
そして、沢山のことを学びました。
今、私がおおちゃんと幸せに暮らしているのも、
少なからず、彼女との約束があったから。

20代半ばの彼女にも、将来結婚を約束していた男性がいました。
彼は今どうしているでしょう。。。

残ってしまう人間のエゴで(言葉はわるいですが・・・)
もう、退院は無理だろうとわかったときに
病室でドレスを着て、御家族とスタッフで
ケーキ・お花を用意して、写真を撮りました。
ご家族はドレス姿が見たかったと、喜んでくれていました。
でも、今考えると、彼女の気持ちはどうだったのだろう?と。
自分がもう治らない・死期も迫っていることに
少なからず不安と恐怖を覚え、
そんな時に本当に、良かったのか。。。と。

まだ、沢山やりたいことがあったでしょう。
人一倍がんばりやで、素直な彼女の本当の笑顔を
もう一度見たいと、思ってしまいます。




でも、きっとこんな風に後ろ向きな考えでは
彼女に怒られると思います。
いつまでも・いつまでもみんなの心の中に
彼女は生き続けてくれると・・・。
だから、私も負けないくらい前向きに
毎日を大切にしなくては。